2009年11月30日

朝日新聞『伝統木造構法  匠の知恵生かす設計法作れ』

朝日新聞 2009年11月29日(日) 記者の視点 朝日新聞論説委員 野呂 雅之
『伝統木造構法  匠の知恵生かす設計法作れ』
と下記ブログに掲載されていました。
ここでしか読めません。
http://kido-azusa.blog.so-net.ne.jp/2009-11-29

ご興味のある方は是非ご一読下さい。
  
タグ :住環境

Posted by 建築家Y at 19:48Comments(0)居住環境

2009年11月25日

ほころび現れた住宅完成保証制度

2009/11/24のケンプラッツの記事に
『ほころび現れた住宅完成保証制度』とありました。
ご興味のある方はご一読ください。


記事を正確に伝える為に『ケンプラッツ記事より転写』しました。
※読みやすいように段落を変えています。




























9月25日付で加盟店向けに出された文書の一部。「ビルダー共済会」の解散と、その理由を告げている


工務店を対象とした最大の完成保証制度である「ビルダー共済会」が解散する。
9月25日付で出された文書には、「建物完成引渡保証制度に問題が見つかり」
解決策を検証したがコストや人員体制上、自力対応は無理と判断、
残余財産を返還して解散するとある。


『最大の保証共済が解散』
 ビルダー共済会の発足は1999年。トステムのTH友の会に参加する建築会社で構成し、
加入者数1000社は実稼働数ベースでは日本最大級の工務店組織である。
建材メーカーの雄トステムといえども底の見えない住宅不況に際し、
工務店支援の限界に至ったようだ。

 代替機関として完成保証制度を有する住宅瑕疵担保履行法の指定保険法人3社を挙げているが、
再保険方式をとる完成保証制度でも、厳しい経営環境の工務店を受け入れる余裕はない。
10年前に制度設計された完成保証制度自体がほころびつつある。

 旧建設省によって完成保証ガイドラインが策定された1999年に前後して、
公益法人と民間会社に団体型信用保険方式の完成保証制度が創設された。
当時の保険方式はモラルリスクの排除を目的として、一定の自己負担を課した。
事故が起きても全額を保険会社の負担とせず、一定の免責金額までは保証機関の負担とした。

 住宅保証機構は国費により完成保証基金を創設。
加えて制度参加金という名の預かり金を集め今日の制度の姿で継続している。

























共済方式の完成保証と保険方式の完成保証の違いを比較した図。


共済方式の完成保証の保証枠は共済金の蓄積次第であり、
事故が多発して取り崩すと枯渇してしまう。
保険方式の完成保証は事故があっても再保険で保証資力は確保されている


 完成保証ガイドラインに示された制度メリットの一つである
“建設金融の円滑化”は旧住宅金融公庫認定完成保証制度として具現化はしたものの、
さっぱり機能せず2009年6月からの融資保険制度改定に合わせ廃止された。


『工務店格差が背景に』

 同規模の工務店にも大きな格差が生じ始めている。
本部の指導や研修で同じように業績が上がった時代と異なり、
経営能力の差がダイレクトに受注や信用の差として現れる。
そうなると互助精神を基本とする共済方式の完成保証は立ち行かなくなる。

 ビルダー共済会のホームページではくどいほど【重要 注文者様(建て主)へ】として
「請負契約書の代金支払い条件よりも前倒しで支払いますと(融資によるものを含む)
完成保証されませんので、ご注意ください。
【本書保証条件10(免責等)(2)ハ】」とする警告が並ぶ。
共済会では指定請負契約書の請負標準約款として、
契約時25%、上棟時25%、仕上げ時25%、表示登記時25%の分割支払いを定めている。

 にもかかわらず手書きで自由に支払割合を変更できる融通性が見過ごされてきた。
こうして「書面上の確認をするだけで実際の出来高進ちょくを共済会は把握できない。
また共済会の自力対応は不可能」という状況に陥った。
完成保証という語感の良い信用補完時代が過ぎ去り、
“過払い防止・出来高管理”に消費者庁が動きはじめている。  
タグ :制度

Posted by 建築家Y at 23:10Comments(0)法改正

2009年11月25日

建築士を一本化せよ





2009年10月23日『ケンプラッツへのコメント』と重複しますが
今回『一般社団法人 新・建築士制度普及協会』にコメントさせて頂きました。

改正について下記にコメントを入れよう!
http://kenchikusekkei-s.jp/support/goiken/


未来の若き建築家のモラルの向上の為に!

建築士法関係なのですが一級、二級建築士を
隣国韓国のように一本化し等級をなくし(称号を建築士)、
木造に関しては伝統木造建築士とするべきだと思う。
こうする事により、医師免許、司法免許のように内科や外科、
弁護士や検事などと言うように専攻できるようなシステムを確立し、
設計報酬に関しては医療報酬のように保健制度のようににすれば、
無茶な仕事の請け方はなくなると思う!
早く世界に通用する資格制度の確立を日本国はすべきである!
このままでは若者の建築離れが必ず訪れる事が必至です。

未来の若き建築家の為に!
  
タグ :建築士

Posted by 建築家Y at 19:52Comments(0)法改正

2009年11月19日

アンケ-ト調査








LRT(次世代路面電車)パンフレット及びアンケ-ト調査用紙が刷り上ったので
今月よりアンケ-ト調査に本格的にメンバ-が稼動し始めた!

順調に調査用紙に書き込んでいただいている。



パンフレット









アンケ-ト調査用紙
チ-ムARSSのメンバ-で内容を議論し作成しました。







※アンケ-トは下記問いに付いて (■はい  ■いいえ  ■どちらともいえない)形式でお答えしていただきました。

1、もし、路面電車があれば利用してみたいですか?
2、和歌山市内における公共交通機関(バス・電車)に満足していますか?
3、路面電車ができれば、和歌山の観光まちづくりのも役立つと思いますか?
4、路面電車が必要と思われている方で市内で乗降するちてんとして相応しいと思われるところがあればお書き下さい(複数可)
5、LRT(路面電車)は人と環境にやさしい乗り物として見直されています。今後、和歌山に必要だと思いますか
6、その他・・・公共交通機関についてのご意見、ご感想などございましたらおかきください

お住まい(    地区)  年令   代     男・女


     ご協力ありがとうございました。
今後の参考とさせていただきます。


この内容でアンケ-トしていただいでます。  

Posted by 建築家Y at 20:00Comments(0)路面電車

2009年11月18日

納戸

遡ること平安時代の建築様式である寝殿造では、出入りする以外の開口部がほとんど無い、
四方を壁に囲まれた塗籠(ぬりごめ)と呼ばれる閉鎖的な空間が設けられていたことが、
14世紀ごろの下記のような絵巻物「慕帰絵(ぼきえ)」に描かれている。
この塗籠は寝室としても用いられていたが、高価な宝物を収納していたことから、納殿(おさめどの)とも呼ばれるようになった。

『慕帰絵』重要文化財





















現在でも地方の農家などでも、寝室の事を納戸と言うこともある。※私の住んでいる和歌山でも寝室の事を『納戸』といっている事を確認している。

現在住宅における納戸の性質として普段使用しない衣類・家具・調度品などを収納するための空間を示す。
建築基準法で「居室」の基準に適合しないものを言う。

『慕帰絵』


  
タグ :住環境

Posted by 建築家Y at 21:08Comments(0)居住環境

2009年11月16日

変化

昨日ブログの表紙を変えてみました。
しかし、初めて私のブログを見る方は何のことか?
わかりませんよね!face10
そうなんです例えば何時も住まわれている住宅などのインテリアを少し変えてみると心理的、生理的にも少し変化があり心の中がリラックス出来たりするものです。

私は何時も心、環境の変化を求めたりしています
たとえ一過性の変化であっても見る人に不安感、違和感を与えない程度に環境を変えることにより自己または周囲の新たな発想やイメ-ジが湧いてくるのではと感じています。


ゆかい!
写真一枚で変わりますよね。
『はりせんぼん』面白いですよね!
  
タグ :住環境

Posted by 建築家Y at 10:00Comments(2)居住環境

2009年11月13日

打ち合わせ

今日は吉備町で打ち合わせがありました。
有田総合庁舎⇒有田町役場へと走り回りました。

今回の現場は寄宿舎の敷地内増築(但し用途面積制限有り)
で都市計画区域外:工事届けのみである

時間が有ったので別件のお施主様とこに立ち寄りお話をしているうちに
お昼近くなりお昼をご馳走になりました。

美味しかったチキンカレ-
店名忘れましたが有田町役場から東に2分ぐらいで(ぼちぼち広場?)
近くで障害者が作業しているお店に行き『チキンカレ-』頂きました。
お店の名前お分かりの方がいれば教えてください?

このブログで食べ物載せるの初めてです。

それくらい美味しかった!face02

ごちそう様になりました。  

Posted by 建築家Y at 19:33Comments(0)WORKS

2009年11月11日

皆で国交省に意見を送ろう!【改正建築士法】


以前もブログに書きましたが!

建築士法に関して意見を送ろう!

このままで良いのか『建築士法』

http://kenchikusekkei-s.jp/support/goiken/

今立ち上がろう、未来の若き建築家の為に!


先日このような意見を送信いたしました。

建築士制度改正
『前原大臣、馬渕副大臣下記の抜本的改正事項についてご考慮お願いいたします。』

※建築士法改正について
建築基準法第1条この法律は・・・国民の生命、健康及び財産の保護を図り・・・とある国民の生命に重き置く重大な国家資格になぜ等級を付けるのか、私は疑問を投掛ける一人である。
建築士(1級、2級、木造)の現在の現状としてこんなに重い資格を持ちながらすごく立場の弱い建築士が水面下に沢山いる事を忘れてはいけない。※①
たとえば、医師・司法免許を考えてみると医師一級とか二級がないように重大な資格には等級は付いていない。
なぜ重大な資格なのか、例を挙げると医師が手術で重大なミスを犯しても1人亡くなるを前提としたならば、建築士は数千人といえるくらいの地震時のみならず殺人マシンとも言える建物を1人の考えで造れるのです!
※継続課題に追加課題として建築士は等級別けせず試験制度(たとえば隣国である韓国例に取ると:1977年の制度改正以前には、建築士は一級建築士と二級建築士の2つの等級がありましたが、この改正以降は「建築士」のみが規定されています。建築士の総数は1994年11月時点で8,000人余りで、比較的希少性の高い資格になっていると言えます。
詳しくは資格の広場(http://www.jaeic.or.jp/hiroba.htm#genjou
韓国の建築士制度は(http://www.jaeic.or.jp/kikansi7.htm)そのものを見直して、建築士そのものに希少価値をつける事により、今回のような問題が解消されると思う。又今回の設計報酬算定基準改正に医療負担の様な保険制度も導入すべきだと思う。保険制度を導入する事で建設業者、デベロパ-などの強引な仕事も請けなくなり、秩序ある仕事が出来るようになる。
この方法を取らない限り義務を強化しても同じだと思う。
※建築士制度改正期間(国際ライセンス制) 
※②まず制度改正するに当たり期間を設け、例えば3年先とすると、
現在所有されている建築士(1級、2級)の方々はこの3年間をかけて(各都道府県行政が主体となり、改正講習を月/日程で都道府県各会場で行う、人数が多いので会場数を考慮する。)最低月1回年間12回の講習を必須として受けていただき建築の基礎を再度勉強をして頂く。この講習は絶対的なものとする。
3年間で36回の講習を必ず受けていただき最終ライセンスを国交省から発行する建築士の称号を与える。
又3ヵ年の講習期間中現状の建築士試験(現行の1級建築士試験レベル)は行うものとし3年後の試験を最終とし、3年間の合格者のみ以降3年間の講習期間を経て国交省から発行する建築士の称号を与える物とする。
そして建築士の称号を与えられた後、専攻すべき専門分野に携わればよいと思う。

私も含め建築士、自ら考えなおす時期に来ていると思う。
                                    

※① あまりにも弱い立場の建築士 
建築士の資格を持ち、デベロパ-、ゼネコンや建設業者の上に立って仕事をしている
建築士は、建築士の免許を取得した者の1割にも満たないのが、現状である。
このあまりにも弱い立場の建築士の現状は、都心より、地方に多く見られる。

※② 建築士制度改正及び建築士制度改正期間
本来、建築士の基本的な仕事の一つは、建築主の代わりに建築基準法を違反せず、建物を
設計し、建設業者の上に立ち安全な建物を建てるように、工事を監理して行くのが建築士である。
だが、その建築設計士の仕事を、世間では、どの程度、認識されているだろうか疑問で
ある。
現状は、ほとんどの建築主が設計事務所に仕事を依頼すれば、デベロパ-、ゼネコン、
建設業者、建売業者、工務店に依頼するより、余分なお金が掛かると、思っているだろう。
そのような、認識の甘さが建物の安全性に跳ね返ってきているのである。
また、現在の建築士免許制度では、免許を取得さえすれば、その後は、簡単な講習で維持
されているだけで、世間の認知度も、建築士の仕事に対する責任の重さも無い、ただの
紙切れ一枚の物である。これでは、無秩序な仕事をする事に慣れてしまった場合、今回の
世間を騒がせている様な事件は後を絶たないであろう。
だから建築士自ら建築士の資格が、どれほど重要な資格であるかを認識し、考えなければ
ならない。そのためにも、資格をライセンス制にし、意義のある講習を実施し、もっと建築士と言う国家試験に合格した者が、世間に対する認知度を上げなければならない。
ライセンス制によって得た建築士が、どの様な仕事をしているのか、また、無秩序な事を
すれば、どの様な責任を取るのかを、明白にすることによって、世間の人々に対する認知
度も上がってくるだろう。
上記の様な事を踏まえ、一日も早く、免許のライセンス制、設計報酬に対する保険制度の
導入を希望する。

もし上記の改正がご考慮の範囲に入らなければ建築士の『業務範囲の見直し』お願いいたします。
未来の若き建築士、建築家の為に!
  
タグ :建築士

Posted by 建築家Y at 19:38Comments(0)法改正

2009年11月09日

祝・スリム



ブログ開設一周年おめでとうございます!

  

Posted by 建築家Y at 01:01Comments(0)パ-ソナル

2009年11月06日

なんと、バ-スディ!

皆さん、おはようございます。

本日は私の54回目の誕生日です。ik_07

うれしくもあり、はずかしくもあり?face02

皆さんはどのような誕生日?

私は家内と熱燗を片手に『おめでとう』なんて?ik_10

・・・・・  

Posted by 建築家Y at 06:00Comments(2)パ-ソナル

2009年11月04日

長期優良木造3階建てが「想定通り」倒壊にコメント






ぞくぞくとコメントが!
ご興味のある方は一度クリックしてご一読ください。ik_08
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20091030/536517/

これから住宅を建てられる方は参考にして下さい!

私のコメントは下記の2件です。
私の場合専門用語が少ないので解り易いと思います。

①先日の夕方のTVニュ-スで『木造長期優良住宅』

近年の優良住宅ブ-ムが崩壊する

私は以前から優良住宅に対しての過剰なまでの金物使用の現実を

如何なものか?

木造に金物を使う工法こそが日本建築の崩壊につながると思っている建築家の一人である。

先日のTVニュ-スに於ける実験で手前にある耐震性能が低い

『金物使用が低い』建物が崩壊すると思い実験に望んだのだが?

如何せん耐震性能が1.8倍の長期優良住宅が残る想定が崩壊した!

これに対して言い訳する研究所?

日本建築の材料に認識が全くなく計算のみで物事を量ろうとする学者先生!

『木(ピン接合)と金物(剛接合)は元来相性(木は極度の剛性に非常に弱い)が悪いことを認識して欲しい』もっと現場を知ってください!

※古来、日本建築は地震で崩壊した建物が少なく!

ほとんどが地震による火災で家屋を焼失している現実を認識すべきである。


『先日のコメントの後に次のコメントを日経ア-キテクチュア-に・・・』


②何も騒ぎ立てているわけでもなく元来木造の性質を理解せず

金物住宅100年住宅、200年住宅などと騒ぎたてクライアントに住宅の安売りを

強要するが如く長期優良住宅などと位置づけする事が

『つまらん!』

素人さんに解り易く簡単に表現するならば人間の関節に鉄板をあて

ボルトで締め固めて曲げ伸ばしして下さい?出来ますかね?

表現的には如何かなと思うが極度の外力をかかると

当然関節及びその周辺が破壊されてしまいますよね!

関節の役割を果たすのが木造建築でいうところの『ほぞ』仕口なのです。

何故金物止めなのでしょうか?

いわゆる、官製ビジネスビジネスそのものなのですよね。

この実験検証が、現実なのです!
  
タグ :ニュ-ス

Posted by 建築家Y at 21:36Comments(2)居住環境

2009年11月02日

長期優良住宅 崩壊

先日ブログに掲載した記事が日経ア-キテクチュアに!
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20091030/536517/

写真があるのですが、映像が×になっている???


試験体1(左)は、倒壊した。試験体2(右)は、倒壊を免れた
  
タグ :ニュ-ス

Posted by 建築家Y at 11:27Comments(0)居住環境

2009年11月01日

更新

ホ-ムペ-ジ更新しましたよ。icon22

こちらから『模型編』
http://www.geocities.jp/simazu_777/  

Posted by 建築家Y at 13:00Comments(0)パ-ソナル